今回は社会人の必須アイテムであるビジネスバッグについて書いてみたいと思います。M&Aアドバイザリーファーム(FAS)やコンサルティングファームにおいては、PCを持ち運ぶ機会が多いと理解しています。私に関して言えば、基本的に仕事で外出するときはカバンにPCを入れない日はありません。これを踏まえると、PCの持ち運びにストレスがない容量や持ち運びやすさがカバンに求められるスペックになってきます。
以下で「容量」と「携帯性」という2つの要素に分けて、それぞれに対して私がビジネスバッグに必要と考えるコトに触れていきたいと思います。
特定のブランド別にカバンを紹介することも考えましたが、次の2つの理由から断念しました。
但し、具体的なカバンをいくつか挙げないとイメージが湧きにくかったりということもあると思いますので、最後に項目を設けて、私がこれから書くスペックを満たす(又はおおよそ満たす)カバンをいくつかピックアップします。
ビジネスバッグに必要なスペックは?
容量
所属する部門にもよるでしょうけれど、大手であれば基本的にはオフィスワークや在宅勤務が中心になりつつあります。したがって、普段仕事をする分には容量の大きいカバンは必要ありません。
しかし、出張が全くないわけではありません。日帰りの時もあれば泊りがけの時もあります。都度カバンを変えて対応するという方もいるかもしれませんが、私はめんどくさがりなので仕事用のカバンは1つと決めています。
私と同じめんどくさがりの方には、20-25L程度の容量があるカバンを推します。25Lの容量があれば、2泊3日程度の出張であれば十分対応可能です。私はキャリーケースをガラガラ引きながら移動するのがあまり好きではないので(邪魔ですし)、短期の出張であればカバン1つで済ませられるよう、大きめの容量のものを購入するようにしています。
また、カバンが大容量であることのメリットは、報告会時に持参する資料が多い場合それもカバンに突っ込んで運ぶことができる点です(折れたりしないように工夫は必要ですが)。クライアント訪問時は基本的に電車やタクシー移動ですが、少しくらいは歩く時間があります。たとえ短い時間であっても、重たい紙袋を手で持って歩くのはストレスフルです。
色々書きましたが、容量で迷ったらでかいのにしときなさいってことです。
携帯性
ビジネスバッグには、ブリーフケース(手提げ)タイプ、トートバッグタイプ、リュックタイプ、3WAY、2WAY等いろんなタイプがあります。
「できるビジネスマン」っぽく見えるのはブリーフケースタイプのビジネスバックではないでしょうか。ちなみにブリーフケースは、弁護士が「Brief(訴訟事件摘要書)」を持ち歩く際に使用していたカバンがこのタイプだったことから、そう呼ばれるようになったそうです。
さて、話を戻します。あくまで私の場合ですが、ブリーフケースタイプのカバンを持ちたいと思ったことは1度もありません。満員電車に乗る時も邪魔ですし、そうでなくてもどちらかの手がふさがっているという状況がストレスフルです。このタイプのカバンに憧れがある方を除き、全くオススメしません。
選択肢として「ない」ものを先に書いてしまいましたが、ずばりオススメはリュックタイプです。携帯性は言わずもがな抜群ですし、左右の肩に均等に重さが乗っていて、かつ体との接地面(背中)が大きいので安定して荷物を運ぶことができます。
PCの他モバイルバッテリーや折り畳み傘なんかを入れるとビジネスバッグはそれなりの重さになります。ですので、安定した状態で持ち運びができるというのは重要なファクターになります。
但し、リュックであればなんでも良いというわけではありません。見落としがちなのが、キャリーケースと連結できる「キャリーオンタイプ」かどうかという点です。私はキャリーケースを持っている場合であっても、基本的にリュックを背負ったまま移動しますが、電車に乗っている間や外での微妙な待ち時間にはキャリーケースの上にカバンを乗っけています。この時にキャリーケースの上に安定的に乗るかどうかというのは重要です。少し動かしただけでビジネスバッグが落ちてしまうようだと、ずっと手で支えておかなければなりませんよね。今や多くのビジネスバッグがキャリーオン対応していますが、非対応のものもあるので確認しておきたいポイントです。
オススメのビジネスバッグ5選
冒頭書きましたが、私自身ビジネスバッグに詳しいわけではありませんので、あくまで上で言及したスペックを満たす(又はおおよそ満たす)カバンを紹介することとします。但し、条件を満たすものを手当たり次第に紹介するのではなく、時々もしくはよく見かけるブランドのものを優先的にピックアップしていますので参考にしてください。
TUMI: Alpha3(型番:2603180)
金額:★★☆☆☆
機能:★★★★★
定番のビジネスバッグブランド「TUMI」の3WAYバッグです。FAS/コンサル業界共にTUMIユーザーはとても多いです。お財布事情が許すならTUMIを買っとけば間違いありません。今回取り上げたAlpha3、例に漏れず価格96,800円(記事作成時点)とかなりお高めですがスペック的には十分です。作りもしっかりしていて丈夫なので、安いものを繰り返し使い潰すくらいなら奮発してTUMIを買った方がもしかすると安あがりかも?
ace. GENE: EVL-3.5 3WAY(型番:62017)
金額:★★★★☆
機能:★★★★★
TUMIほどではありませんが「ace. GENE」のバッグを愛用している方もよく見かける印象です。TUMIの半分以下の価格(記事作成時点:44,000円)で十分なスペックを有しており、TUMIに価格の壁を感じている方は是非購入を検討してみてください。
PORTER: インタラクティブ3WAY(型番:536-16152)
金額:★★★☆☆
機能:★★★☆☆
有名なバッグブランド「PORTER」のビジネスバッグです。このカバンに限らずですが、やはり同ブランドのものはそこそこ値が張りますよね(記事作成時点:52,800円)。機能面についてはおおよそ問題ありませんが、容量が小さいのが引っかかります。明記はされていませんが、サイズから推測するに16Lでしょうか。出張がほぼない、もしくは出張時は割り切ってキャリーケースを持っていくという方にはオススメです。
Coleman: アウトビズトラベルバックパック
金額:★★★★★
機能:★★★★☆
アウトドアメーカーとして知られる「Coleman」ですが、実はビジネスバッグを取扱っています。機能面についてはほぼ言うことなし、金額も良心的(記事作成時点:15,400円)です。耐久性がどうなのかは私自身が使用していないので分かりませんが、少なくとも同社のアウトドア用品を使っていてすぐに壊れたことはないのでクオリティに大きな問題はないと思います。
機能を★4としたのは、キャリーオン時にバッグが縦になるためです。安定性という意味では横向きになるのが望ましいですよね。
Evoon: 3WAY MULTI BUSINESS RUCK
金額:★★★★★
機能:★★★★☆
クラウドファンディングから始まったビジネスバッグブランド「Evoon」のオススメバッグです。デフォルト容量22Lも十分なスペックですが、拡張機能がついていて拡張後は35Lとなります。価格も19,800円(記事作成時点)と良心的です。
Colemanと同じくキャリーオン時にバッグが縦向きになるため、機能★4としています。
まとめ
上で紹介した以外にもいろんなビジネスバッグがあります。私の個人的な好みベースで書きましたが、それぞれの用途や好み、許容できる金額に合わせて選択されるのが良いと思います。但し、毎日使用するものなので妥協はしないことをオススメします!
以上です!
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