BIG4 M&Aアドバイザリーファーム(FAS)のネクストキャリアとして、プライベートエクイティ(PE)ファンドを志望される方は一定数いると理解しています。実際BIG4 FASを志望される方から、ネクストキャリアという位置づけでPEファンドに関する質問をいただくこともあります。そうした質問をいただく中で、私自身ファンド業界についてよく知らないなと思ったため、簡単にですが調査をし、まとめてみることにしました。PEファンドを志望される方は参考にしていただけると幸いです。
当ページ及び当ページにて紹介する記事は、BIG4 FASからの転職実績があるPEファンドを紹介するものではありません。また、各分類のファンドを網羅的に示すものではありません。
分類等に係る前提及び参考資料
当ページにて紹介する記事は、「PE Fund.JP」「くじらキャピタル」のサイトに加え、各ファンドのホームページを参照して作成しています。投資先サイズに関しては「PE Fund.JP」の分類を所与とし、一部私の判断で分類したものについては同サイトに記載の以下の定義を参考に分類しています。
また、外資系、独立系等の分類については「くじらキャピタル」の分類を参考に、私の方で分類しています。
BIG4 FASネクストキャリア:PEファンドまとめ
PEファンド:ラージキャップ
ラージキャップのPEファンドは、主に外資系、老舗の独立系を中心に構成されています。金融機関系としては大手金融機関が株主となっている2社、商社系としては三菱系の1社がラージキャップのPEファンドとして分類されています。BIG4 FASに所属していると業務上の関与もあり、かつ外資系を除くこれらのファンドへの転職者の話もちらほら聞きます。
各社の概要は以下の記事でまとめています。
ラージキャップPEファンドの中の人の前職は以下の記事でまとめています。
PEファンド:ミドルキャップ
ミドルキャップのマジョリティは独立系ファンドで、次いで金融機関となっています。これらの分類に名を連ねるファンドのいくつかは、FAS内でも名前を聞きます。
各社の概要は以下の記事でまとめています。
PEファンド:スモールキャップ
スモールキャップのPEファンドは、ミドルキャップと同様独立系の分類が多く、次いで金融機関系となっています。これらのPEファンドがBIG4 FASに財務デューディリジェンス等を依頼してくるケースというのは少ない(もしくは全くない)と認識しています。一方で、再生案件等においては地方銀行との関わりの中で金融機関系ファンド等の名が出てくることはあるものと認識しています。
概要等については随時追加予定
ポストBIG4 FASのキャリアに関する記事
以下の記事でPEファンドへの転職割合等を公開しています。合わせてご参照ください。
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