ライフの最適化:より良いワークライフを実現するために

ライフ

この記事を読むと、

  • ワーク特化のブログとしなかった理由が分かります!
  • ワークとライフの関係性/ライフの重要性が分かります!

正直コンサルタントとして日々クライアントの経営に関わっている身としては、ビジネスに関する記事の方がネタも豊富で書きやすいです。ですが、ライフに問題があると業務にも支障があることは社会人の方ならば経験があると思います。

ここで言うライフは、プライベートでの人間関係、健康、家事育児など仕事に関すること以外の全てを指します。そう考えると、例えば健康状態に異常があったら確かに仕事のパフォーマンス下がるなーというのは感覚的に理解いただけるのではないでしょうか。ただ健康状態だけでなく他のライフに関することはどうなのか、というのを解説していくとキリがないので、モデルを使って考えてみたいと思います。

家庭法人化モデル

名称はすみません適当です。笑
これは私が勝手に脳内で説明用に作ったモデルなのですが、要するに家庭を法人として考えた時にどうなるのかを示すモデルです。実際に家庭に法人格を持たせるとかそういう話ではないのでご了承ください!

さて、世の中の一般的な会社には、お金を創出する活動を担うフロントオフィスと、会社としての機能を管理するバックオフィスがあります。つまり、フロントオフィスは営業、バックオフィスは総務や人事、経理、経営企画などのコーポレート部門にあたります。これを家庭に当てはめてみた場合、フロントオフィスがワーク、バックオフィスがライフです。

フロントオフィスは直接的にキャッシュを創出する活動をしており、従業員に支払われる給与や株主に支払われる配当原資を作っています。このように然るべき先に分配するためのキャッシュを稼ぐ機能を持つが故、バックオフィスよりも格上のイメージがある方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、通常のオペレーションをおこなうための設備投資や資金調達、労働力調達を担うのはバックオフィスです。バックオフィスの貢献がないと、フロントオフィスはその機能を発揮できません。そういう意味において私は、どちらが偉いという話はナンセンスだと思っていますし、どちらも会社という組織を成り立たせる上で重要な役割を果たしていると考えています。

家庭の話に戻りましょう。もう私が言いたいことは分かったと思いますが、バックオフィスにあたるライフの機能が損なわれると、フロントオフィスにあたるワークはその機能を十分に発揮できないということなのです。

ライフの最適化

近年ITの発展に伴い、各社でバックオフィス業務の最適化が進んでいます。もちろんその名目どおり、バックオフィス機能を充実させるという意味合いもありますが、会社が注目しているのはバックオフィス業務最適化に伴うコスト削減です。

例えば、バックオフィスにおけるルーチン業務を人より処理が正確で速いRPA(ロボティクス・プロセス・オートメーション)ツールに担当させ、浮いた人材のリストラや高度業務への再配置によりコストをカットするものです。

人材の再配置をした分、本来高度業務を割り当てる目的で採用しようとしていた追加人員を雇わなくて済むので結果的にコスト削減になります

家庭においても節約や節税を検討しますよね。浮いたお金は旅行や投資のための原資として使用することができます。会社と同様に家庭においても、結果として気分転換などに繋がるライフの最適化は必要なことなのです。

旅行などの息抜きは、家庭においてはエネルギー補給という名の投資です。
好きなものを買う。美味しいものを食べる。行きたいところへ行く。
そうしたライフにおける「楽しみ」がないと、働くモチベーションを高く保つのは難しいですよね。

まとめ

ここまでお読みいただいて、ワークの充実にはライフの最適化が必要なのだということは理解いただけたかと思います。
ワーク特化ではなくライフを含めたコンテンツを発信するに至ったのは、上記のような背景からなのでした。

以上です!

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