この記事のポイントまとめ
- 新聞の定期購読は必須ではない
- 日々のライトな情報収集はネットニュースで十分
- 新聞は都度買いがオススメ
新聞定期購読活用のハードル
私が社会人新卒1年目の頃「社会人として日経新聞くらいは読むように」と社内の色んな人に言われました。その教えに従い、社会人1年目には決して安くはない新聞の定期購読料(日経新聞の場合、新聞のみ:4,900円、新聞+電子版:5,900円)を支払って日経新聞を読んでいました。
最初のうちは毎日熱心に読んでいましたが、プロジェクトにアサインされて一定の仕事を任されるようになると、業務時間が増加しました。そうなると毎日自発的に読むモチベーションを保つのが困難になり、最終的には週末にまとめて読むという状況になっていました。
私は掃除洗濯等の家事は週末にまとめてやる派なので、ここに新聞を読むというタスクが追加されるとそれなりにストレスフルでした。平日5日分をまとめて読むのは相当な労力を要します。かと言って読まずに古紙回収に出すと、一体何にお金を支払っているんだという罪悪感が生まれ、それはそれでストレスなのでした。
私の場合電子版も契約していたので、通勤時間を利用して一通り目を通すようにしていましたが、朝夜の満員電車の中でゆっくり読むことは難しく、あまり有効な情報収集になっているようには感じませんでした。
当時の私は情報に追い回されている、そんな感覚に陥っていました。とてもじゃないですが、インプットした情報を有効に活用しよう!というアクティブな方向に向かうことが出来ず、そこに高いハードルを感じていました。
やめて気付いたインプットの目的
そんな中、転居を機に新聞の定期購読をやめてみました。日々の情報収集ソースをYahooニュースやTwitterの日経アカウント(日経新聞会員であれば月に10記事まで全文読むことが可能)等に移行して生活してみました。
その結果、意外と困らないことに気付きました。もちろん日経新聞を読んでいた時ほど幅広い情報を手に入れることはできなくなりましたが、必要最低限の情報収集は無料でも出来ることが分かりました。
そもそも、日々新聞を読むという行為を何のためにしていたかを考えてみました。私が新聞の定期購読を始めたきっかけは、社内の人間に新聞を読むのは社会人としての嗜みだと言われたからでした。私はこれを、社会人として時事ニュースの話題を振られた時に反応できるようにしておけ、ということだと解釈しました。
だとすると、週末にまとめ読みをしていた私は、目的を果たせていません。クライアントや上司から、タイムリーな話題を振られた時、私は何の話ですか?とキョトンとしていました。当然の反応です。週末にならなければそのニュースを知ることにならないからです。
でもネットニュースで毎日さらっと情報収集するようになってからは、反応できます。実際に話題を振られても反応できています。
新聞の都度買いで情報活用最大化
今ではネットニュースに加えて、時々駅やコンビニで日経新聞を購入しています。定期購読をしていた時と比較して、2つのメリットがあったので紹介します。
コスト面でのメリット
日経新聞朝刊は180円です。週末のおさらい記事は個人的に不要なので、平日分を1ヶ月毎日購入したとして、3,600円です。忙しい日はどうせ読めないので買いませんし、結局月2,000~3,000円程度の出費になります。
平日はネットニュースで済ませて、週末のおさらい新聞のみを購入するというのも1つの方法だと思います。そうであれば1ヶ月当たりの出費は720円となります。
どうですか?定期購読するよりずっとコストが低く済みますね!
情報収集面でのメリット
私が新聞の都度購入をするようになって、情報収集の面で良かったと思うのは、定期購読していた時と比べてアクティブに新聞記事を読むようになったことです。
定期購読していた時はただ単なるインプットでした。インプットした情報に対して何か意見を持ったり、考えたり、ということをする間もなく週末にすごい勢いで新聞ページをめくりまくっていました。
そうやってページをめくる過程の中でできたのはせいぜい、数ヵ月前の記事はこうだったけど今はこうなったんだ~という分析までです。それが今では、このトレンドからはこういうことが言えるかもしれない等という思考をするようになったわけです。
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まとめ
いかがだったでしょうか?高い定期購読料を支払って機械的なインプットとなってしまっている方は、今一度自身のライフスタイルやニーズに合わせて情報ソースの見直しをしてみてください!
そこで浮いたコストを自分の好きなことに使ったり、アクティブに情報収集して思考した内容をビジネスに活用してみると、より良いワークライフを実現できるかもしれません!
以上です!
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